
大学に行くことは当たり前なのか
2025年12月09日 07:09
最近、強い違和感を覚える場面があります。
それは、学力や日々の勉強量はさておき、
「とりあえず大学は受けます」と言う高校生があまりにも多いことです。
まるで、
大学を受けることが“当たり前の進路”であるかのように語られる。
しかし本当に、そうなのでしょうか。
私は、これは絶対に違うと思っています。
■ 大学進学は、義務ではない
まず大前提として、
高校も大学も義務教育ではありません。
親に課されている義務は
「中学までの普通教育」です。
高校進学も、大学進学も、
すべて “本人の意思”と“家庭の判断”によって成り立つ選択 です。
それにもかかわらず、
「みんなが行くから」
「99%が高校に進むから」
という理由だけで、
進学が“自動的に決まる”ような空気がある。
ここに、私は強い違和感を覚えます。
■ 親が出すお金は、すべて「投資」
はっきり言います。
親が子どもにかける教育費は、すべて“投資”です。
もちろん、
見返りを求めるための投資ではありません。
その子が大人になったとき、
少しでも幸せに、
少しでも豊かに生きられるようにするための投資です。
だからこそ、本来こうあるべきです。
努力しているか
将来について本気で考えているか
自分の進路に責任を持とうとしているか
これが見えない状態で、
「大学受けたいです」と言われて、
心から応援できるでしょうか。
■ 大学受験には、想像以上にお金がかかる
現実的な話をします。
大学受験は、
1回の受験で約3万円前後の受験料がかかります。
同じ大学・同じ学部でも
方式を変えて3回受ければ、
それだけで9万円。
3学部受ければ、受験料だけで30万円を超えることもあります。
そして、私立大学に進学すれば
学費だけで年間150万円前後。
国公立でも70万円前後。
一人暮らしになれば、
家賃・光熱費・食費を含めて
年間200万円規模になることも珍しくありません。
4年間で800万円。
これは“軽い気持ち”で払える金額ではありません。
■ 今の自分は、その金額をかける価値のある姿勢か?
ここで、高校生に問いかけたいことがあります。
夜中までスマホ
勉強は最低限
将来の目標は特にない
でも大学には行きたい
この状態で、
「4年間で800万円かけてください」と
胸を張って言えるでしょうか。
会社に投資するとき、
努力していない会社に投資しますか?
しないですよね。
それと同じです。
■ 本気の覚悟があるなら、大学は「奨学金を借りてでも」行くべき
これは矛盾ではありません。
本気で行きたい大学があるなら、
奨学金を借りてでも行く価値はあります。
その価値を
さらに高めるのも
地に落とすのも
すべて、大学に行く本人次第です。
だからこそ私は言いたい。
大学進学は、当たり前の権利ではなく、
「覚悟のいる選択」だということを、もっと自覚してほしい。
■ ロジストが伝えたいこと
ロジストは、
「とりあえず大学」
という進路選択を肯定する塾ではありません。
何のために行くのか
どんな力を身につけたいのか
そのために、今どんな努力をしているのか
ここまで考えたうえで進学を決めてほしいと思っています。
親としても、
塾としても、
「応援したくなる努力」をしている姿にこそ、
全力で応えたい。
それが、ロジストの進路指導の基本姿勢です。
※本文中の金額はすべて概算であり、大学・学部・居住条件によって異なります。
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