ロジストブログ

本当のライバルは隣にはいない

本当のライバルは隣にはいない

2025年12月04日 07:56

勉強をするとき、隣に“競える相手”がいると確かに強い。


その感覚は誰だって分かります。


お互いに刺激し合えるし、


目の前にわかりやすい比較対象がいるのは便利です。


しかし——それは本当の強さにはなりません。


高校3年間という短い時間でも、


気持ちは毎日揺れます。


やる気が出る日もあれば、


全く集中できない日もある。


そんな波だらけの3年間の最後に待っているのは、


「全国」との勝負です。


高校受験とは違い、


大学入試の相手は


全国の高校生、浪人生、社会人すら含んだ“本物の競争”です。


目の前の同級生に勝てたからといって、


その先の大学が突破できるわけではありません。


■ 同級生は“目安”に過ぎない


確かに学校で一番を取ることは価値があります。


しかし、その同級生を超えたとき


——次の目標はどこに置くのか?


大学入試は、そんな“目の前の小さな勝負”では測れません。


  • 同級生と受験方式が違う

  • 志望校も偏差値も違う

  • そもそも受ける土俵が違う



だから、同級生を超えた瞬間に燃え尽きるタイプは受験で勝てません。


“学校の中”の勝負は、


小学生レベルの話です。

■ 本気の勝負は「全国の顔も知らない誰か」との戦い


大学入試は、


顔すら知らない全国の受験生との完全な個人戦です。


そのとき頼れるのは、


隣の友達でも、学校の順位でもありません。


頼りになるのは、


自力で机に向かい続ける力


自分を律する精神力


孤独に耐えて積み重ねた時間


これだけです。


結局、敵は外にはいません。


戦うべき相手は、最後まで“自分の中”にしかいない。


■ だからロジストは「一人で戦える力」を育てたい


勘違いしてはいけないのは、


「一人でやれ」とは孤立しろという意味ではありません。


  • 分からないところを質問する

  • 助言を求める

  • 効率を教えてもらう



こういう“サポート”は最大限活用するべきです。


ただ、最終的に机に向かって戦うのは、


いつだって“自分一人”です。


大学入試が近づくほど、


精神力が強い人から順に結果が出ていきます。

■ ライバルがいるのは良い。でもそれは「入口」に過ぎない


中学生までは、隣の友達と競うのも良い練習になります。


しかし高校からは、


そのライバル像を“全国規模”にアップデートしなければいけない。


そして大学受験という舞台に立った瞬間、


勝負の土俵は完全に“一人用”になります。


ロジストが伝えたいのはここです。


「最後に勝つのは、自分でやり切れる人間」


これが大学入試の真実です。


■ 最後に


昔の自分たちもそうでした。


先人の話を聞いても、


どこか「自分とは関係ない」と思ってしまう。


人は経験して初めて痛みや後悔を知ります。


だからこそロジストは、


その“後悔”をできる限り減らすための情報と環境を提供します。


しかし最終的に戦うのは、


いつの時代も——自分自身です。


孤独に勝てる人が、合格をつかみます。



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