
努力は「確率」を上げる行為
2025年11月30日 08:49
「努力は必ず報われる」
よく聞く言葉ですが、
現実はそんなに単純ではありません。
例えば、どれだけ練習しても
誰もが50mを5秒で走れるわけではありませんし、
まして2秒で走ることは絶対に不可能です。
つまり、努力すれば必ず結果が出る
——という考え方は事実と合いません。
しかし、それでも努力が無意味かと言われれば、
もちろんそんなことはないのです。
■ 成功している人の“9割”は、例外なく努力している
世の中で成功した人の多くは、
必ず何かしらの努力を積み重ねています。
残りの1割は、環境に恵まれたり、
特殊な要因によって成功した人たちです。
つまり、自分の力で成功をつかみにいくのであれば、
努力は避けて通れない。
この事実を、「どうせ報われないからやらなくていい」と解釈するのは最悪の勘違いです。
■ 努力とは、“ガチャを回す権利”と“確率”を上げる行為
最近は「親ガチャ・学校ガチャ」などと言われますが、
実は一番ガチャに近いのは 努力そのもの です。
努力は、次の2つの意味を持ちます。
入試という“ガチャを回す権利”を得ること
そのガチャの中に入っている“合格”の割合を増やすこと
例えば、毎日10時間勉強していたとしても
「絶対に合格する」とは言い切れません。
しかしその努力がなければ、
そもそもその高校・大学を“受ける資格”すら手に入りません。
偏差値30で偏差値70の高校を受けることはできますが、
それは「受験」という形だけで、権利ではありません。
逆に、模試で偏差値70を一度でも取れば、
初めて本当に“受験する権利を得た”と言えるんです。
そして努力量が増えるほど、ガチャの中の「合格」の個数が増え、
当たる確率が確実に上がる。
■ 大学入試になると“合格の個数”が一気に減る
高校入試の段階では、
努力すれば一定の確率で届く範囲が広いですが、
大学入試になると状況は一変します。
同じ努力量でも、合格枠が一気に狭くなる。
要するに、
高校入試レベルの努力では、
大学入試の“ガチャ”は回せない。
だからこそ、今のうちから努力の量も質も高めておく必要があるのです。
■ ロジストが伝えたい結論
努力は「絶対に報われる」ものではありません。
しかし、
ガチャを回す資格を得る
合格の確率を上げる
成功者の9割が通ってきた道に自分も乗る
この3つは努力によってしか手に入りません。
だから、
たった1%の成功確率を上げるために努力する。
そこに努力の本当の価値があります。
後悔しない未来を作るために、
今日の1%を積み上げていきましょう。
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