
熱心な子育てと口出しは違う
2025年11月14日 07:18
今までの生徒を見きた経験上、
「親の関わり方」が子どもの成長に大きく影響していることを痛感します。
よくある誤解があります。
それは——
「熱心だから口出ししてしまう」
という勘違い。
これはまったくの間違いです。
熱心なことと、
口出ししすぎることは 別問題です。
そして多くの場合、
親が過剰に口を出すのは熱心だからではなく、
“過保護”だからです。
■熱心さはプラスに働く
本当の意味での「熱心」は、
子どもを伸ばす力になります。
学習環境を整える
毎日の習慣を支える
親自身も学び続ける
子どもの話をちゃんと聞く
必要なサポートは行う
これはすべて、
子どもの成長を促す“良い熱心さ”です。
ロジストでも、
こうした家庭の生徒は強く、
自分で行動でき、
伸び方も安定しています。
■一方で、口出しは「熱心」ではなく“過保護”
親が口出しする理由は、
実はほとんどの場合、熱心さではありません。
間違える前に止めてあげたい
失敗して落ち込む姿を見たくない
苦労させたくない
困る場面に遭遇させたくない
スムーズに進むように先回りしたい
これらはすべて、
“子どもを守りたい気持ち=過保護” です。
もちろん気持ちは分かります。
しかしこの「守り」が、
子どもの成長を止める最たる要因です。
■過保護は「成長の筋力」を奪っていく
子どもが育つために必要なのは、
少しの負荷と、少しの困難です。
迷うこと
決めること
間違えること
考え直すこと
自分で立て直すこと
こうした“小さな壁”を乗り越えることで、
判断力・責任感・主体性・自律心が育ちます。
ところが過保護な関わり方では、
これらの経験が奪われます。
過保護とは、
成長の機会を先回りして消してしまう行為 なのです。
■過保護が生むのは「質問できない子」
昨日のブログともつながりますが、
過保護な家庭ほど、
子どもは質問できません。
なぜなら——
困ったら大人が解決してくれる
自分で考える必要がない
判断を大人に預けるクセがつく
失敗を回避しすぎて“考える体力”がない
結果として、
“自分で問題に向き合う力”が育っていない。
質問とは、
自分の状況を理解し、
必要な情報を自分で取りに行く行動です。
この力は、
過保護な環境では絶対に育ちません。
■ロジストの結論
“熱心さ”は良い。
“過保護”は危険。
この2つは似ているようでまったく違う。
そして子どもを強くするのは、
親の熱心さであり、
親の過保護ではありません。
子どもが自分で考える時間を奪わず、
少しの失敗を許し、
自分で立ち上がれるように見守る。
それが成長を支える、
最も大きな“教育”です。
「子育て診断」が出来るものを紹介します。
過保護なのかどうかチェックする事が出来ます。
この診断が全てではないですが、
試しにやってみてもいいかもしれませんね。
https://parenting-type-diagnosis-jh.vercel.app/
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