
子どもの意思を尊重
2025年06月29日 06:12
「子どもの意志を尊重する」
非常に良いことですね。
慧眼を持っていればですが。
ちょっと難し話をします。
「慧眼」とは「けいがん」と読みます。
物事の本質を見抜く鋭い洞察力のことです。
なぜ「慧眼」を持っていないければいけないかというと、
人間は基本的に楽な方に進むからです。
例えば、
「部活で疲れたから塾を休みたい」
「部活のほかにクラブチームもあるから勉強できない」
「クラブチームがストレス解消になっているから辞めたくない」
こういうことを言ってきたときに、
どういう対処をするかです。
子供の意見を尊重すると
これらを了承することになるのでしょうが、
それは実は子供の意見を尊重しているとは言いません。
子どもに言いくるめられただけです。
やれなくても仕方がないもっともらしい理由を見つけて
それを親にぶつけてみたら、
まんまと「尊重」してくれただけです。
これを尊重といいますか?
だからこそ見抜く力が必要になります。
疲れようがやらねばならぬことはやりきらなければならない。
部活は自分が好きで入ったものです。
その好きで入ったものの為に、
やらないければならないものを蔑にしてはいけない。
クラブチームはもっと自分がやりたくて入ったものです。
その為にやらなければいけないものを削るのはおかしい。
究極な話、
勉強も別にやらなければいけないものではありません。
やりたい人がやれば良いだけの話です。
塾という場所はそもそも勉強をやりたい人が集まる場所だと思っています。
最近は学校の教育が壊れかけていて、
昔は学校で躾も担っている部分はありましたが、
今それをやるとクレームがくるらしく、
なかなか正しいことを正しいと言えない状況らしいです。
だから塾が担う役割が昔よりも多様化しています。
挨拶だったり、片付けだったり、
コミュニケーションの取り方だったり、
自立の支援だったり。
そういうものを学習塾が対応していることが増えてきています。
近所付き合いもより一層減っているのもあり、
学習塾は割と貴重な「親以外の大人」と関わる場所になっています。
その為か、こういう「子供の意思を尊重」という言葉も
よく聞くようになりました。
しかし、
ほとんどの場合見抜けていません。
慧眼を持っていません。
賢い子ほど塾をやめません。
それはもっとストレートに言うと、
親が「諦めない」ということです。
受験生はもう部活も終わり、
入試に向けて集中している時期です。
いまだにそれが出来ていない生徒はもう出遅れているということです。
子どもの意志を尊重するというのは
大変素敵なことです。
ただそれには本質を見抜く「慧眼」が必要です。
それを持っていない限り、
ただのわがままを聞いているだけになりますから。
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