
受け身の生徒を育てること
2025年02月08日 07:51
「手厚いサポート」と聞くと良い印象があるかと思います。
やらない生徒がいれば叱ってくれ、
塾に来たらやるものをさっと提示してくれて、
テスト前には「過去問」をくれたりする。
いかにも成績が上がりそうな空気を感じるかもしれません。
しかし、実際のところ学力はほとんど上がっていません。
見た目の点数は上がりますが、
本質の学力はほとんど上がっていない。
そして酷なことを言いますが、
中学時代をこのように過ごしてしまった生徒は、
9割方高校で脱落してしまいます。
中学と高校の違いは、
先生が手を差し伸べてくれるかどうかです。
中学までは先生があれこれとお世話してくれますが、
高校は自分から行動しない限り何も得られません。
これは勉強に限らず、
文化祭や体育祭など、様々なものに及びます。
自分で行動しない限り、
高校生活はつまらないものになりかねません。
そして中学時代にあれこれ用意してもらってきた生徒は
「全然面白くないじゃん」と思うわけです。
120%の他責思考で動いている証拠な事にも気づかずに。
高校以降で成績を上げつつ楽しく生活したいのであれば、
自発的に行動できるようになっておかなければなりません。
そのためには中学までの期間に、
自発的に行動できるように練習しなければいけません。
さて、そういう練習をしないといけない時期に
「手厚いサポート」を受け続けたらどうなるでしょう?
叱られないとちゃんとできないし、
教えられないと何をやったらよいのかを考えられないし、
過去問がないとどうしたらよいかわからなくなる。
要するに自分の頭で考える事が出来ない子になってしまうわけです。
だから自分で行動しないと合格しない大学受験でうまくいかないわけです。
中学卒業までに自分で考え、行動し、失敗して、改善する。
こういった経験をしておかないと、
大学受験では戦えませんし、
社会に出てからももちろん話になりません。
小学生から中学生は自立する練習を、
高校生は自立の生活の実験を、
大学生はその上に専門の知識を、
社会人になったらそれまでの総合力で勝負。
親はそれを見守り、
出来るだけ手を貸さず、口を出さずに
辛抱できるかどうかが重要です。
勉強しないでゴロゴロスマホいじっているのを見ると、
口を出したくなる気持ちはわかります。
言いたくなったら見ないようにすれば良いわけです。
そういう時に塾をうまく利用できると素敵ですね。
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