
「それ知ってる!」
2026年06月14日 07:32
授業中、「あ、それ知ってる!」と反応してくれる生徒がいます。
一見良いことのように見えますが、
実はこれ、かなり危険な状態です。
■ 「知っている」にも段階があります
「見たことがある」を知っていると言う生徒もいれば、
「解ける」を知っていると言う生徒、
「人に解説できる」を知っていると言う生徒もいます。
本当にその問題をマスターしたと言えるのは、
解説できるレベルです。
でも多くの生徒が「知ってる」と言うとき、
実際は見たことがあるだけで、
解けるかどうかも怪しい状態です。
■ 「できる」にも4段階あります
無意識でできない、
意識してもできない、
意識すればできる、
無意識でできる。
この4段階です。
多くの生徒は「意識すればできる」状態を
「できる」と思っています。
でも本物の「できる」は、
無意識でできる状態です。
毎日の勉強も同じです。
意識してやっている間はつらい。
でも当たり前になれば、
つらくなくなる。
むしろやらないと不安になる。
その状態まで持っていくことが目標です。
■ 「知ってる」が、慢心になっていませんか
以前に何かを勉強していて、
授業で似た問題が出たとき、
「あ、これ知ってる」と思って聞き流してしまう。
これが一番もったいない。
意識してもできないレベルのものを
「知ってる」「できる」と思い込んでしまう。
自分で実際に解いたことがないのに、
見たことがあるだけで「もうできる」と言ってしまう。
これが慢心です。
その油断が原因で、
本来吸収できるはずだった授業の内容が、
半分も入らなくなります。
■ 基準は「常に高得点を取れているか」です
そこそこの点数で「できる」と言っているうちは、
ただの慢心です。
自信過剰です。
目安は定期テストで450点以上を常にとれるかどうかです。
聞いたことがある内容でも、
改めてしっかり聞くことで、
知らなかった部分が見えてきます。
知っている点と点がつながって、線になる。
それが本当の理解です。
慢心を捨てること。それが勉強において何よりも重要です。
一番の強敵は自分自身の中にある。
そう言われるのは
「慢心」「驕り」「油断」の為です。
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