個別指導ではなく個別対応が必須
2025年12月15日 07:30
兄弟でさえ、性格はまったく違います。
同じ親のもとで、
同じように育ててきたとしても、
性格も考え方も驚くほど違う。
我が家には子どもが7人いますが、
7人全員、性格は見事なまでにバラバラです。
そう考えれば、
学校に800人いれば、
800通りの性格があるのは当たり前です。
性格が違えば、伸び方も違う
性格が違うということは、
勉強の伸び方も違うということです。
同じやり方で、
一気に伸びる子もいれば
なかなか結果が出ない子もいる
これは異常でも失敗でもありません。
ごく自然なことです。
だからこそ、
一人ひとりを見ていかなければいけない。
ロジストではそう考えています。
集団か個別か、という話ではない
よくある議論ですが、
集団授業がいい
個別指導がいい
これは正直、本質ではありません。
集団でも伸びる子は伸びるし、
個別でも伸びない子は伸びません。
大事なのは形式ではなく、
その塾が「個別に対応しているかどうか」
ここです。
集団授業であっても、
授業外で生徒一人ひとりを見ているかどうか。
ここに差が出ます。
「十人十色」は絶対に覆らない事実
確定していることは一つだけ。
十人十色。
同じ言葉をかけても、
強く響く子
まったく響かない子がいます。
それは努力不足でも、
性格の良し悪しでもありません。
生まれ持ったものもあれば、
育つ過程で形成されたものもあります。
だからこそ、
一律の指導では限界があります。
子育て21年で強く思うこと
23歳で最初の子どもが生まれてから、
気づけば21年間、ずっと子育てをしてきました。
幼児が家にいない期間はほぼゼロです。
正直に言います。
子育てに正解はありません。
経験は人よりあるかもしれませんが、
「プロ」だと思ったことは一度もない。
人を育てるというのは、それほど難しい。
だからこそ、
別の親に育てられ、
別の環境で生きてきた子どもたちを、
画一的に扱っていいはずがない
そう強く思います。
塾選びで本当に見るべきポイント
成績表の数字や、
きれいな資料よりも大切なことがあります。
それは、
その塾が、我が子を「人として」知っているかどうか。
ちょっと質問したときに、
性格
勉強の癖
つまずきやすいポイント
を即座に話せるかどうか。
細かいデータは、
正直パソコンを見れば誰でも分かります。
でも、
普段どんな表情で勉強しているか
どんな言葉が響くか
どこで気持ちが切れやすいか
これは、日々向き合っていないと分かりません。
ロジストが大切にしていること
ロジストは、
個別指導の塾ではありません。
でも「個別対応」を徹底しています。
生徒一人ひとりを見て、
同じことを言うにしても、言い方を変える。
それが当たり前だと思っています。
兄弟ですら性格が違うのですから、
生徒が全員違うのは当然です。
だからこそ、
人を見る。話す。向き合う。
この姿勢だけは、これからも変えません。
子どもをたくさん育ててきて、
そして多くの生徒を見てきて、
その思いは年々強くなっています。
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