
問題の本当の読み方
2025年12月12日 07:04
テスト問題を作る側には
「この答えを書いてほしい」という明確な意図があります。
特に記述問題ではその“意図”を読み取れるかどうかで、
点数は大きく変わります。
採点基準は必ず、
○○ と×× と△△ の内容が入っていれば満点
というように「必要な要素」がはっきり決まっています。
1つ欠ければ減点、完答できてやっと満点です。
■「理由」と「原因」を混同すると必ず減点される
たとえば、理科の記述。
「水を電気分解するとき、純粋な水に水酸化ナトリウムを入れるのはなぜか?」
これに対して、
「純粋な水は電気が通りにくいから」
と書いてしまったら不正解です。
これは “原因” の説明であって、理由ではありません。
採点者が求めている「理由」は、
低い電圧でも電気を通せるようにするため
これが問題で問われていることです。
■「問われていることに答える」力が不足している
多くの中高生は、
問題に“書いてほしい部分”を読み取る力が弱いままです。
その結果、
自己採点では ○ にして、
当然本番では減点され、
結果、実力より点数が低く感じる。
こういうギャップが生まれます。
特に自己採点の基準が甘い生徒ほど、
本番との点差が大きくなります。
■「調べる力」ではなく「読み解く力」が求められている
授業で教えてもらった記述は、
正しく覚えているようで実は定着しません。
理由は簡単で、
与えられた情報を処理しているだけで、考えていないから。
大事なのは、
まずは自分の知識で考える
それでも分からない部分だけを調べる
最後に必要な要素を組み立てる
このプロセスです。
これを繰り返せる生徒は記述が強くなり、
大学入試レベルでも文章力と論理力がぶれません。
■高校で一気に差が開くのは「考えずに質問する癖」
高校の勉強は、中学と違って
調べても正解にたどり着けないことが普通です。
だからこそ、
読む力
考える力
必要な情報を取捨選択する力
が求められます。
中学のうちに「与えられた情報を覚えるだけの勉強」から
「考えて解きに行く勉強」へ切り替えられない生徒は、
高校に入った途端に成績が急落します。
■ロジストが重視する“思考×分析”
記述は暗記では解けません。
「問われている内容」を読み取り、
必要な要素を自分の頭で組み立てていく作業です。
つまり記述問題は、
思考力・読解力・論理力の総合テスト なのです。
ロジストとしては、
生徒たちがこの“読み解く力”を確実に身につけられるよう、
日々の学習で徹底して鍛えていきます。
■まとめ
記述には必ず“採点者が求める要素”がある
「原因」と「理由」を混同すると大きな減点
自己採点が甘い生徒ほど記述で失点する
“教えてもらう勉強”では記述力は伸びない
読んで考えて組み立てる力が、中学でも高校でも差をつける
ロジストは、知識だけでなく
「自分で考え、答えを組み立てる力」
を育てる塾です。
記述問題が解けるようになるということは、
そのまま「思考のレベルが上がった」という証拠でもあります。
今日の勉強も、思考の質にこだわって取り組んでいきましょう。
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