ロジストブログ

「ということは?」

「ということは?」

2025年11月26日 07:27

■ 「ということは?」で一段上の思考へ


ロジストの授業でもよく使う言葉があります。


「ということは、どういうこと?」


これは単なる口癖ではなく、


生徒の“抽象化のスイッチ”を入れるための合図です。


説明を聞いたあとに、


「はい、わかりました」で終わらせてしまうのは、


理解ではなく“受け取りっぱなし”です。


そこで必要になるのが


「ということは〇〇ということだよね?」


と、自分の言葉で“まとめ直す”作業です。


この動きこそ、思考力の中心にある 抽象化 です。

■ 抽象化とは、情報の「本質だけ」を残す技術


抽象化というと難しそうに聞こえますが、


要するに「結局何の話だった?」を短く言えるかどうか。


例えば授業でこんなことを説明したとします。


  • 比例のグラフは原点を通る

  • 変化の割合が一定

  • x が増えると y も同じ比率で増える


これを聞いたあとに、


「ということは、比例って“増え方が一定の関係”ってこと?」


と言える生徒は伸びます。


説明の細かい言葉に引っ張られず、


本質だけを自分の言葉で再構築できているからです。


■ 「ということは?」ができない子は何が苦手か


「説明は聞けるけど、結局何を言っていたか覚えていない」


「教科書を読んでも要点が分からない」


「問題文の意図をつかめない」


これらはすべて、


抽象化できていないことが原因です。


言い換えれば、


情報を一つの“意味”にまとめられない状態です。


だからこそ、


「ということは?」練習が最もコスパ良く思考力を伸ばす方法なのです。


■ 今日からできる練習法


授業でも家でも、以下だけで十分鍛えられます。


  • 説明を聞いたあとに「ということは?」で一文にする

  • 問題を解いたあとに「ということは何が分かったの?」と自分に聞く

  • ニュースを見たあとに「ということは結局どういう状況?」と言い換える



これだけで、


抽象化→要点整理→理解の定着


という流れが一気につながります。


そしてこれは全教科に効きます。

■ ロジストの結論


「ということは?」は思考力を鍛える最強の一言。


聞いた情報をそのまま流すのではなく、


一度「結局どういうこと?」にまとめることで、


理解の段階が一気に深まります。


思考力はセンスではなく、


こうした小さな習慣で誰でも高められます。


今日の授業でも、


明日の勉強でも、


ぜひ「ということは?」を口癖にしてみてください。



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