
勉強を教えるだけでは
2025年03月30日 08:49
塾は今や勉強を教えるだけの場所ではありません。
成績を上げるためには、
生活リズムを整えることも必要ですし、
スマホの制限をすることも必要ですし、
コミュニケーション能力を磨くことも必要ですし、
我慢や失敗を経験することも必要だからです。
イレギュラーなことが起きたときに、
すぐに無理だという思考にはさせないようにもしなければいけません。
ただ、強制的に勉強を押し付けて、
帰る時間すらも塾に管理されているようでは
高校に行ってから通用しなくなり、
大学受験になった時に、
何をやっていいのかわからなくなってしまいます。
よくロジストの生徒から
「家で何をやっていいのかわからない」とか
「自習で何をしたらいいのかわからない」とか
そういう声を聴きます。
今まで指示に従っていただけで、
自分で何をどのくらいどのように勉強するかを考えたことがないので、
そういう環境がなくなると勉強できなくなるわけです。
塾に早くから行けなくなると勉強できなくなるという理由で
別の塾に行った生徒もいますが、
それもそもそもの考え方が間違っています。
自分で勉強できるようにならなくて、
どうやって高校で勉強するんですか。
どこでも勉強できるようにならなくて、
どうして大学受験で勝ち抜けるんですか。
これは国語の文法で「反語」といいます。
強い否定を表現するときに使います。
いいですか、
高校に行くまでに自分で勉強できるようにならなければ
難関大学なんて夢のまた夢です。
よく聞く、「日東駒専」以上に行こうと思ったら
自分で考えて、
自分で決断して、
自ら行動を起こして、
いつでもどこでも勉強出来て、
そこに目的を持てるようにならなければいけません。
ひいてはそれが、社会に出てから有能な人間になるための条件です。
社会に出てから指示がないとできないとか、
家では仕事のことを考えられないとか、
うまく仕事をやっていくために何をしたらいいのかわからないとか、
そのレベルではうまくいくわけがありません。
社会に出るまでにいかに訓練をするかです。
いかに経験を積むかです。
できないものを出来るようにする場所が塾です。
今は自分で考えて行動できなくてもかまいません。
それなら、自分で考えて行動できるように訓練しないと。
そのためには大人があまり口出ししないで、
失敗するまで辛抱して見守らないと。
失敗してくれたらそこでやっと少し助言。
それを聞いて何をするのかをまた自分で判断する。
それで失敗したり成功したりして、
徐々に自分で考えて成功する道を選択出来るようになっていく。
周りの大人は、
大きく道を踏み外しそうになった時に
蹴とばしてでも正規の道に戻してやるだけです。
それまではとことん静観です。
間違ってはいけないのが、
「大きく道を踏み外しそうになった時」の度合いの判断です。
ちょっと失敗したくらいですぐに手を差し伸べてはいけません。
1回失敗したくらいでわめかない。
多少怪我したくらいで騒がない。
子どもが失敗から自分で立ち直ってくるまで待つ。
小5以上になって人前で親に手を握られて平気な時点で
少し危ないという感覚は持っておいた方が良いと思います。
正常な成長をしていたら多感な時期なので嫌がります。
特に異性の親が手を握った時です。
お父さんが小5の娘の手を人前で握ったり、
お母さんが小5の息子の手を人前で握ったり、
そういうのが平気な子は幼すぎます。
親が手をかけすぎです。
別に人前でなければ多少良いとは思います。
それでもいつもそれだと困ります。
説明会でも話しましたが、
子どもが大きくなるにつれて、
子どもから距離を取ってください。
親が子離れすることです。
本当に我が子の将来の幸せを願うのであれば、
子離れしてください。
それが親の役目でもあります。
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