
あるなしクイズで鍛える「地頭」
2025年11月21日 06:58
昨日、久しぶりに授業で あるなしクイズ を扱いました。
ただの遊びに見えるかもしれませんが、
実はこのクイズ、ロジストが鍛えたい“思考力の核心”と直結しています。
■あるなしクイズとは「共通点を抽象化する訓練」
あるなしクイズは、
「ある」側にだけ共通して存在する条件
「ない」側にだけ共通して欠けている条件
これらを見抜くことで答えにたどり着くゲームですが、
本質は 具体と抽象の変換 です。
例えば、
ある側:りんご、柿、ぶどう
ない側:いちご、スイカ、メロン
このとき“色”“形”“味”などの具体を見比べながら、
共通点を一段抽象化して捉える必要があります。
つまり、
具体的な情報を拾う
共通点を抜き出す
抽象的なルールにまとめる
これができないと、永遠に答えにたどりつけません。
■生徒が最も苦手なのは「具体 ⇄ 抽象 の変換」
ロジストで生徒を見ていると、
一番できないのは難しい計算でも知識の暗記でもありません。
“具体を抽象化する力”
“抽象を具体に落とす力”
この2つです。
国語の読解
英語の文法
数学の文章題
社会の資料読み取り
理科の考察問題
これらは全部、「具体と抽象の往復」です。
抽象化ができない生徒は、
問題の本質に触れられず、
“表面だけ読んで分かった気になる”状態に陥ります。
逆に抽象化が得意な生徒は、
初見の問題でも構造をつかんで対応できます。
■あるなしクイズはまさに「地頭」を作るトレーニング
世の中でよく言われる
“地頭が良い”
というのは、才能の話ではありません。
本当の意味での“地頭の良さ”とは、
本質を見抜く力
一段上の視点で捉える力
パターンを抽象化して理解する力
見た情報を構造化する力
これらが自然にできることを指します。
あるなしクイズは、
まさにこの思考プロセスを遊びの形で行うもの。
だから、ただのゲームではなく
地頭そのものを鍛える教材になるわけです。
■ロジストの結論
あるなしクイズは、
生徒が普段最も避けがちな“抽象化”を
自然と引き出す優秀なトレーニングです。
具体を集め、
共通点を見抜き、
抽象化し、
言葉で説明する。
この流れができるようになれば、
勉強全般が驚くほど伸びます。
地頭は生まれつきではなく、
思考の習慣で鍛えられるもの。
ロジストはこれからも、
「遊びのように思考力が伸びる仕掛け」を積極的に取り入れていきます。
/././././././././././././././././././././././././././././/././././././././././././././././././././././././././././/./././././././././././././././././././
「ロジスト進学塾」
春日部市一ノ割に3月1日開校!!
現在、先行入塾面談実施中!!
~開校キャンペーン~
・卒塾まで授業料「永久30%オフ」
・入塾して最初の「3ヶ月無料」
・中3の特待生募集中!「入塾金無料」
お問い合わせは公式LINEから♪
